2008年1月26日土曜日

POV-Rayとは

POV-Ray (Persistence Of Vison Raytracer - ピーオーヴィーレイ、ポブレイ)は多くのプラットフォームで利用できるオープンソースのレンダリングソフトウェアです。

レンダリング(Rendering)とは、3DCGなどを作成しする際にライトやカメラの位置、物体の形状などの座標、頂点情報や、質感(Texture テクスチャ)情報(色、反射、屈折など)を計算して一枚の絵にすることです。

つまり、WindowsやMacintosh、Linuxなど様々なOSで利用できるフリーの3DCG作成ソフト、ということです。

私が初めてPOV-Rayに触れたのは6年前くらいで、当時初めて購入したMacintoshで3DCGをお金をかけずに出来ないものかと色々探していました。
3DCG作成ソフトが既に比較的安価になっていたものの、学生だった私にはやはり高価だったことと、右も左も分からない自分が何を買えばいいのか分からない、購入したところで続くのかも分からず足踏みしていたのです。

Maya、3dsMax、LightWave3Dや国産のShade(比較的価格が安い入門版がありました)などの情報をインターネットで見ているうちに六角大王というフリーのモデリング(Modeling)ソフト(物体の形状を作るソフト)を見つけました。

早速ダウンロードして使ってみると素人の私でもすぐに慣れて色々な形状を作ることが出来るようになりました。しかし、「六角大王」はオブジェクトの形状を作ることは出来てもレンダリングをして一枚の絵にする機能がついていなかった為再びインターネットで探しているときにPOV-Rayに出会ったのです。

そこから独学(といってもインターネットで色々情報を得ていましたが)で調べていくうちにハマってしまったわけですが就職を機に時間がなくなり3DCGを作る時間もなくなっていきました。

現在、再び3DCG熱が再燃し新たに趣味としてまったりとやってみようと思いBlogにしました。
当時はPOV-Rayの日本語関連サイトも賑わっていたように思いますが、閑散としていますし得られる情報も少なくなっています。

このBlogでは製作途中のものを自分のメモ的にアップしたりするだけでなく、私のように初心者の方にPOV-Rayの使い方などを少しでも分かりやすく解説できればと思っています。

主に使用するソフトは以下の3つです。
この3つがあれば、モデリングからレンダリングまで3DCG作成に必要な工程は一通り行えます。

・ POV-Ray → レンダリング
・ Metasequoia(メタセコイア) → モデリング
・ Bishop3D(ビショップ3D) → シーンビルド(カメラ、ライト、テクスチャ設定)

ちなみにPOV-Rayと統合される予定のMorayは私の環境ではOpenGLエラーで起動できませんので使用できません。

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